土地建物の金額の分け方

土地建物の金額の分け方

2017年09月01日 18:37 投稿

不動産を購入する場合の土地建物の価格割合について教えてください。私は40代なのですが、将来の相続のことも考え、私、母、弟の3人で母の持っている預貯金や一部銀行の借入を使って母名義でこの度一棟マンションを買う事となりました。その中で不動産の価格については土地と建物に分けることになると言われました。なんでも土地と建物の価格の分け方は将来の税金にも影響があるとの事も聞きましたのでどのようにすればよいか教えて頂けませんでしょうか。因みに買った不動産は鉄筋鉄骨コンクリート造の平成8年築、金額は約2億円です。

専門家の回答

2017年09月11日 17:55 投稿

土地と建物に按分する方法としては3つ考えれるかと思います。 1.不動産売買契約書の価格に基づいて分ける  不動産売買契約書には基本的に土地と建物の価格が記載されています。購入された不動産ということであれば、購入時の不動産売買契約書に記載されている価格に基づいて分ける方法です。ただし、あまりにも合理性を欠く場合、国税庁から指摘を受ける可能性がありますので、注意が必要です。 2.固定資産税評価額に基づいて分ける  固定資産税の納税額は市町村が策定する固定資産税評価額に基づいて決められています。固定資産税評価額は土地と建物に分かれてますので、その割合に基づいて分けることができます。固定資産税評価額には計算根拠がありますので、合理的な按分方法かと思います。 3.専門家である不動産鑑定士に依頼する  不動産鑑定士に依頼するという方法もあります。不動産鑑定評価書の作成は数十万円という費用がかかりますが、対象不動産によっては建物の割合を大きくすることができる場合もあります。そうすることによって節税効果を得られる可能性もありますので、一度相談してみるのも良いでしょう。

平川 大揮

経験年数:8年 会社名:株式会社フロネシス
資格: 宅建士
連絡先:t.hirakawa@phronesis.link

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